これ!予想外に良かった!!他のDVDに予告で入ってたのを見てレンタル。
「ファイナル・ディスティネーション」みたいな雰囲気なんだけど、あれほど血は出ない。
そういうんじゃなくて心理的な恐怖が描かれています。
ピアは親友のヤスミン、スザンヌ、クリスティーヌを家に招きパーティを楽しむ。
彼女は恋人と別れたばかり。
そしていつしかオカルトの話になり、4人は占い盤で48時間後の運命を占う。
導き出されたイメージは「死」「黒い男」。そして4人はそれぞれが死と向き合う。アマゾンでは結構酷評ですね。うん、それもわかるけど私は良かった。
最初と最後だけが4人の物語。
オムニバス形式…まではいかないけど、それぞれの独立した48時間が描かれます。
狂気と隣接した芸術。
高熱に浮かされる男性に与えられる違法な治療。
死と隣り合わせの、究極の快楽。
それぞれの女性が、それぞれ死にまつわる体験をします。
ラストはまあ想像がつくんだけど、想像より悲しい。あー、うーん、みたいな。
なんか冒頭が楽しげなだけに胸が痛みますね。ピアの願いが、すっごい寂しくて。
頭の中に「死」「黒い男」というイメージがあるために起こる恐怖。
普段なら気が付かないようなことも、増幅してしまう。
なんか分かるような気がしますね。